元プリンター販売員が選ぶ
ベストプリンター2020

パソコンやスマートフォンの普及で、今やプリンターも各家庭に1台以上という時代になっています。
CanonやEPSON、brotherといったブランドから、たくさんのプリンターが発表されています。
安いプリンターと高いプリンター、機能はどう違うんだろう?
家電量販店でプリンターを販売していた経験から、そういう悩みにお答えします。
はじめに
スマートフォンから印刷したい! という方が多いかと思いますので、あらかじめお伝えしておきます。
ここで紹介するプリンターは、全ての機種でスマホからの印刷に対応しています。
EPSON EP-30VA
写真を高画質で印刷するならEPSON(エプソン)のEP-30VAがオススメです。
EPSON EP-30VAは、A4サイズカラー複合機です。
EPSONのプリンターといえば「カラリオ」シリーズですが、このEP-30VAもカラリオシリーズです。
EPSON製のプリンターの特徴は、青・緑系の発色の良さです。
そこにレッド(赤)のインクを加えて赤・ピンク系の発色をさらに良くしました。
さらにさらに! グレー(灰色)のインクを加えることでモノクロ印刷したときの再現具合が秀逸です。
<商品情報>
EPSON EP-30VA
エプソン、カラリオシリーズ(V-edition)複合機。本体色:白
参考価格;オープン価格
インク色:6色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グレー)、全色染料。
インクはすべて独立カートリッジ。L判1枚印刷時のインクコストおよそ13円。
対応用紙:L判〜A4サイズまで。ディスクレーベル印刷にも対応。
Windows OS のバージョンはXP、Vistaから対応。
用途で選ぶ<写真を印刷する>
brother DCP-J982N
レーベル印刷するならbrother(ブラザー)のDCP-J982Nがオススメです。
brother DCP-J982Nは、A4サイズカラー複合機です。
レーベル印刷機能がついたプリンターとしては、エプソン製EP-712Aと最安値を争いますが、この価格でADF(オートシートフィーダ※)、自動両面印刷機能付きという点でDCP-J982Nをオススメします。
ブラザー製品は、Canon、EPSON製品と比べてインクが入手しづらいというデメリットがありますが、現在ではネットで購入することもできますので、そこまで気にならないかと思います。
<商品情報>
brother DCP-J982N
ブラザー製A4複合機。本体色:白/黒
参考価格:25,300円(公式サイト)
インク色:4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)、全色染料。
インクはすべて独立カートリッジ。
ADF(オートシートフィーダ)搭載。オートシートフィーダは、複数枚の書類を一度にコピー/スキャンすることができる機能。DCP-J982Nでは、一度に20枚まで一気にコピー/スキャンできる。
Windows OS のバージョンは7のSP1以降対応。
用途で選ぶ<レーベルを印刷する>
EPSON PX-S160T
モノクロ印刷だけするならEPSON(エプソン)のPX-S160Tがオススメです。
EPSON PX-S160Tは、A4サイズモノクロシングルプリンターです。
コピー/スキャン機能はついていません。モノクロで印刷するだけのプリンターです。EPSONから出ている「エコタンク」というシリーズのモノクロタイプで、とにかくインクコストが安いです。インク1本で6,000ページ印刷できます。請求書や納品書、モノクロの書類を大量に印刷するという場合にオススメです。顔料インクを使用するので、印字がハッキリするのが特徴。
しつこく書きますが、あくまでモノクロで印刷する「だけ」のプリンターです。コピーやスキャンはできませんので、ご注意を。
<商品情報>
EPSON PX-S160T
エプソン製A4モノクロシングルプリンター。本体色:黒
参考価格:29,980円(エプソンダイレクトショップ)
インク色:1色(ブラック)、顔料。エコタンク搭載のボトル詰め替えタイプ。
モノクロシングルプリンターなので、コピー/スキャン不可。
USB接続、wi-fi接続に加えて、LAN接続(無線/有線)が可能。ビジネスプリンターとしても活躍するでしょう。
Windows OS のバージョンはXP、Vistaから対応。
コピー/スキャン対応のPX-M160Tもある。
用途で選ぶ<モノクロ印刷だけする>
Canon PIXUS TS6330
ましかく印刷するならCanon(キヤノン)のPIXUS TS6330がオススメです。
Canon PIXUS(ピクサス)TS6330は、A4サイズカラー複合機です。
SNSで流行っている「ましかく写真(スクエア)」をプリントすることができます。
インクは5色ですが、ブラックが2種類(文書用/カラー印刷用)のため、正味4色での印刷となります。
外観デザイン違いでTS7330もあります。
<商品情報>
Canon PIXUS TS6330
キヤノン製A4複合機。本体色:黒/白
参考価格:18,150円(キャノンオンラインショップ)
インク色:5色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、フォトブラック)顔料/染料。
Windows OS のバージョンは7のSP1以降対応。
用途で選ぶ<ましかく印刷する>
Canon PIXUS TS3130
とにかく本体代が安いプリンターならCanon(キヤノン) PIXUS TS3130です。
Canon PIXUS TS3130はA4サイズカラー複合機
おそらく本体代はプリンターの中で最安です。
注目すべきはインクです。
インクカートリッジはプリンターヘッド付きの「一体型」と呼ばれるタイプで、ブラックインクとカラーインクの2つのみ。カラーインクカートリッジに、シアン・マゼンタ・イエローが入っています。メリットとしては、プリンタヘッド付きのカートリッジなので、インクが固まってしまった場合はインク交換のみで復旧できる可能性が高いこと。デメリットは、カラーカットリッジ内のいずれかの色(C/M/Y)がなくなったら他の色が残っていても交換しなくてはならない点(インクコスト高)。
2020年4月6日に、後継機新機種TS3330が発売になるようです。
<商品情報>
Canon PIXUS TS3130
キヤノン製A4複合機。本体色:黒/白
参考価格:8,668円(キヤノンオンラインショップ)
インク色:4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)一体型カートリッジ。
Windows OS のバージョンは7のSP1以降対応。
価格で選ぶ<とにかく安いモデル>
EPSON EW-M630TB
EPSONプリンターでインク代が安い(インクコストがかからない)のはEW-M630TBです。
インクカートリッジではなく、ボトルインクで詰め替えタイプです。(EPSON独自の「エコタンク方式」といいます。)ボトルに入ったインク容量は通常のカートリッジのおよそ10倍ですが、金額は1セット買っても9,000円程度なのでインクコストが劇的に抑えられます。本体代がメーカー小売35,000円超えとお高めですが、その金額で通常のインク10セットが一緒に買えると考えれば、むしろ安すぎ。いや、通常のインクカートリッジが高すぎ。
1回のインク補充でA4カラー6,000ページ印刷できるそうです。
自動両面印刷機能付き。ブラックが顔料なので、滲みに強い。
<商品情報>
EPSON EW-M630TB
エプソン製A4複合機。本体色:黒/白
参考価格:41,980円(エプソンダイレクトショップ)
インク色:4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)エコタンク方式。顔料/染料。
インクはボトルの詰め替え。一回の補充でA4カラー6,000ページ印刷できる。
同様のモデルでディスクレーベルが印刷できるEW-M770TE、FAX機能付きのEW-M670FTEがある。
ほかにインク容量が通常カートリッジの2倍入ったEW-M752T、EW-M552Tがある。見た目はこの2機種のほうがお洒落である。
Windows OS のバージョンはXP、Vistaから対応。
インク代で選ぶ<EPSONのインク代が安いモデル>
Canon G6030
Canonプリンターでインク代が安い(インクコストがかからない)のはG6030です。
インクカートリッジではなく、ボトルインクで詰め替えタイプです。(Canon独自の「ギガタンク」というモデル。)
最初からブラックインク2本同梱なので、モノクロだと最初から8,000ページ印刷できるようです。
用紙の残量が見える窓付き。
プリンタヘッドが自分で交換できるタイプ。(別売)
自動両面印刷の機能は付いていない。
<商品情報>
Canon G6030
キヤノン製A4複合機。本体色:黒
参考価格:43,868(キヤノンオンラインショップ)
インク色:4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)ギガタンク方式。
インクはボトルの詰め替え。ブラックインク2本付きなので、A4モノクロ8,000ページ印刷できる。同様のモデルでFAX機能付きのG7030がある。
Windows OS のバージョンは7のSP1以降対応。Mac OS用のドライバはダウンロードのみで、バージョンの確認必須。
インク代で選ぶ<Canonのインク代が安いモデル>
brother DCP-J988N
brotheプリンターでインク代が安い(インクコストがかからない)のはDCP-J988Nです。
単純にインクカートリッジの容量を大きくした「FIRST TANK(ファーストタンク)」というモデルです。
インクカートリッジは、インク容量が2倍程度のものと、およそ10倍のものがあります。スターターインクは2倍程度のものです。
プリンター3ブランドの中ではインク交換が一番簡単。本体前面からインクカートリッジの交換ができます。
印刷できる枚数で比べれば、3ブランドの中では一番安価です。
ADF(オートシートフィーダ)付きなので、書類の大量コピーにも向いています。
インク切れしても200枚は印刷できるという「サブタンク」機構が付いています。


